クライバーのベートーヴェン/第4のジャケット

クライバーの名盤のジャケットの話をもうひとつ。
これも彼の超名演である「カール・ベーム追悼演奏会」の前半に演奏されたもののライヴ録音。
(1982年録音。後半には同じくベートーヴェン/交響曲第7番が演奏された。)
演奏については今回は触れないが、名演ぞろいの彼のLPの中でもとびぬけて素晴らしい!
そのジャケット表はこれである。

まさに、音楽が今生まれ出て来たかのような素晴らしいものである。
さて、ジャケット裏面はどうか。実は2つのヴァージョンがある。
ひとつめは、通常のもの。多く日本に流通しているもの。それがこれ。

クライバーとバイエルン国立管弦楽団(国立歌劇場のオケ)の写真である。
もう一つは、ドイツ国内で流通したもの

プレンツレーゲンテン劇場の外観の写真である。
というのは、このLP(CD)の売り上げ金の一部がこの劇場の再建(補修)費用に充てられているのだ。ということは、この「ドイツ仕様」盤はチャリティレコードなのである。
なお、私はこの両者を聴き比べてみたが音質は同一であった。
けれど、彼のファンとしては両方手元に置きたいもの。

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