2025年11月1日&2日は、ウィーン楽友協会でウィーンフィルの2025/26シーズンの第二回定期演奏会。
今回はこの後に予定されていた、日本公演での公演プログラムだったブルックナーの交響曲第5番。
指揮はティーレマン。
ウィーンフィルの定期演奏会は100年以上の間年間会員券で売り切れているため、私のような一ファンが聴くためにはその会員のキャンセル券を入手するしかない。(入手方法は後日)
今回もその努力の甲斐あってか、両日ともチケットを入手できた。
と言っても入手できたのは、公演日の2日まえであるが・・・

これは、一日目(11/1)のカーテンコールの様子。
いま、ティーレマン以上にウィーンフィルから美しい響きを引き出す指揮者はいない。
キラキラしていてなおかつ重厚な音響は、ブルックナーの交響曲にうってつけだ。
そして、以前の彼よりも音楽は自然になってきて、聴き疲れを覚えることも少なくなってきたこともうれしい。
さて、私はこの楽友協会のなかでは、このように舞台が見える席が一番気にいっている。
舞台からの直接音と反射音のブレンド具合が絶妙であるからだ!
翌日、私が入手できたチケットはこんな風に舞台が見える席。
つまり、かぶりつきの席!
ステージ上手の最前列で第二ヴァイオリン奏者の楽譜が読める!

この席では、音楽と格闘しているティーレマンとウィーンフィルの巨大なパワーを全身で浴びることができた。
大満足の週末。
最高の週末!
このあとのランチ(ウィーンフィル定期2日目の終演は午後一時頃)は、私にとって至福のひととき。

ありがとう!

クラシックレコード専門店・(株)ベーレンプラッテ 代表取締役
1961年新潟生まれ。
10代からクラシック音楽やオーディオをこよなく愛し、大学・大学院では建築音響を専攻(工学修士)。修了後は、ホールやオーディオルームなどの設計・施工などに従事。2002年からは、輸入クラシックレコード専門店であるベーレンプラッテを立ち上げ現在に至る。
年数十日はヨーロッパ(オーストリアやドイツなど)で過ごし、レコード買い付けや各地のコンサートホールやオペラハウスを奔走する毎日を送っている。
アナログ(音元出版)や放送技術(兼六館出版)などの雑誌にも多数寄稿。
クラシックレコードの世界(ミュージックバード)などの番組でも活躍。
五味康祐のオーディオで聴くレコードコンサート(練馬区文化振興協会)講師。
ウィーン楽友協会会員
ベーレンプラッテ
店主やスタッフたちが、直接ヨーロッパで買い付けをした良質なクラシックレコードのみ扱う専門店。
また、店舗でも使用している店主たちが厳選したレコードケア用品(クリーニングマシンやオリジナル内袋など)も販売中。
<公式SNS>
Facebook:ベーレンプラッテ
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