今日は「楽聖」**ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン**の誕生日とされる日。正確には1770年12月17日が洗礼日として記録されており、当時の慣習から前日の12月16日生まれと考えられています。世界中でこの日がベートーヴェンの誕生日として祝われるのは、そうした歴史的背景があるからです。
とAIは言っています。
さて今日は何を聴きましょうか?
もちろん、彼の名曲を収めたLPは限りなくあります。
では、私は何を?
これです、ミケランジェリのピアノソナタ第4番です。
このLPには、この30分足らずの初期のソナタがたった一曲しか入っていませんが、それでもこれを聴いた後の気分は後期のそれ(例えば32番)を聴いたような充実したものになってしまいます。
これは、ほかの演奏では味わえない気分なのです。
このジャケットです。

ジャケットは、メーラーの作とされる1804年頃の肖像画。
DGがこの肖像を選んだのは、単なる「顔写真」としてではなく、ミケランジェリの厳格で透明度の高い演奏美学と、この「意志の強い若きベートーヴェン像」とを重ね合わせる意図があったからでしょう。音楽と視覚イメージが、見事に一致したジャケットと言えます。
このLPの詳細はこちらから。
では聴いてみましょう。
これはおまけの画像。
2025年の11月に私がウィーン・ハイリゲンシュットの彼の家を訪れた時のものです。


クラシックレコード専門店・(株)ベーレンプラッテ 代表取締役
1961年新潟生まれ。
10代からクラシック音楽やオーディオをこよなく愛し、大学・大学院では建築音響を専攻(工学修士)。修了後は、ホールやオーディオルームなどの設計・施工などに従事。2002年からは、輸入クラシックレコード専門店であるベーレンプラッテを立ち上げ現在に至る。
年数十日はヨーロッパ(オーストリアやドイツなど)で過ごし、レコード買い付けや各地のコンサートホールやオペラハウスを奔走する毎日を送っている。
アナログ(音元出版)や放送技術(兼六館出版)などの雑誌にも多数寄稿。
クラシックレコードの世界(ミュージックバード)などの番組でも活躍。
五味康祐のオーディオで聴くレコードコンサート(練馬区文化振興協会)講師。
ウィーン楽友協会会員
ベーレンプラッテ
店主やスタッフたちが、直接ヨーロッパで買い付けをした良質なクラシックレコードのみ扱う専門店。
また、店舗でも使用している店主たちが厳選したレコードケア用品(クリーニングマシンやオリジナル内袋など)も販売中。
<公式SNS>
Facebook:ベーレンプラッテ
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