
これは、原則的に当店でのみ販売しているオリジナル商品である。
レコード用の内袋としては、昔からポリエチレン製が幅広く使われてきた。もちろん、これもレコード保護の立場では非常に有効であるが、これでは、レコードを完璧には守ることが出来ない。
ビニ焼けという結構難しい問題にぶつかってしまう。
「ビニ焼け」とは?
レコードをジャケットの内袋から引き出すと、盤の表面に半透明(白色)のマダラ模様ができていて、針を落とすと「ボソボソ」というノイズが出る! これが「ビニ焼け」(ビニール焼け)という現象で、こうなってしまったレコードは、いくらクリーニングしても絶対に元には戻らない。いったい、何が起きたのか?
この原理はいたって簡単で、ポリ袋の成分とレコード面の化学反応のため起こってしまう。これを防ぐには、年に一度く程度レコードを内袋から出して空気に触れさせることである程度は防ぐことができる。がレコードを多数お持ちの方であればお分かりと思うが、コレクションのすべてをすくなくとも年一回以上ジャケットや内袋から出すことはほぼ不可能である。
ではどうするか?
内袋を新品のものと交換すれば良い!
理想的な内袋としては、グラシン紙を使った内袋をお勧めだ。グラシン紙は、トレーシングペーパー、ケーキの底紙、薬包紙、書籍のカバー、タバコの内包装などに使用されている高級紙で、表面が滑らかで光沢があり、静電気が発生しにくく、高い防湿性・防カビ性を備えている。こうした特長から、レコードの内袋にはグラシン紙が最適である、といっても過言ではない。しかしながら、ポリエチレン比べ高価であることがウィークポイントである。そこで私は、この袋の製造工程(手作業が多い)を見直し徹底的に簡略化して販売を始めた。これがこの内袋である。おかげさまでこの内袋はオーディオファイルの方々からご好評をいただき、すでにのべの販売枚数は10万枚を超えた!
BPオリジナルグラシン紙レコード内袋はこちらからどうぞ。


クラシックレコード専門店・(株)ベーレンプラッテ 代表取締役
1961年新潟生まれ。
10代からクラシック音楽やオーディオをこよなく愛し、大学・大学院では建築音響を専攻(工学修士)。修了後は、ホールやオーディオルームなどの設計・施工などに従事。2002年からは、輸入クラシックレコード専門店であるベーレンプラッテを立ち上げ現在に至る。
年数十日はヨーロッパ(オーストリアやドイツなど)で過ごし、レコード買い付けや各地のコンサートホールやオペラハウスを奔走する毎日を送っている。
アナログ(音元出版)や放送技術(兼六館出版)などの雑誌にも多数寄稿。
クラシックレコードの世界(ミュージックバード)などの番組でも活躍。
五味康祐のオーディオで聴くレコードコンサート(練馬区文化振興協会)講師。
ウィーン楽友協会会員
ベーレンプラッテ
店主やスタッフたちが、直接ヨーロッパで買い付けをした良質なクラシックレコードのみ扱う専門店。
また、店舗でも使用している店主たちが厳選したレコードケア用品(クリーニングマシンやオリジナル内袋など)も販売中。
<公式SNS>
Facebook:ベーレンプラッテ
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